ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
最近インナーダウンにハマっている、外神田店のしろうです。
部屋でもちゃんちゃんこみたいに着てますし、シェル系アウターの下に重ねて来たる冬の日に備えています。
僕は無印良品のを買いましたが、インナーダウンはモンベルがおすすめです。
ロードバイク小物もモンベルを個人的に超おすすめしております。
これからやってくる寒い日を想像すると段々自転車に乗るのが億劫になってきますよね。
というか雪で物理的にロードバイクに乗れないなんて方も多いのではないでしょうか。
ローラー台で追い込むのもいいけど、たまにはゆっくり自転車漫画を読んでみませんか??
今回ご紹介するのは、こちらです。
「のりりん」
いろいろあって画像を載せられなくてすみません。。貼ってあるリンク先の講談社さまページから試し読みができます。
「なるたる」「ぼくらの」などで有名な鬼頭莫宏さんの自転車漫画です。全11巻で完結しています。
ひょんなことからロードバイクに乗ることになった少年少女たちが、わけも分からぬまま無慈悲なデスゲームに巻き込まれていく、、、なんて展開はありません。ご安心ください。誰も死にません。
車好きで、とある理由からロードバイク”乗り”を毛嫌い(というかだいぶ嫌い)している主人公「丸子 一典(まりこ かずのり)」が、純粋に自転車が好きな高校生「織田 輪(おだ りん)」との出合いによって、あくまで移動手段として乗ることになってしまったロードバイクの魅力に少しずつ気づいていく。。
そんな漫画です。
5つの項目に分けて、簡単に魅力をご紹介します。
1.雰囲気が素敵
2.知識的な面白さ
3.乗り方がためになる
4.ロードバイク本来の楽しさを思い出す
5.自転車の魅力を分かりやすく伝えてくれる良い漫画
1.雰囲気が素敵
まず、登場人物のほとんどが社会人です、主人公は28歳。弱虫ペダル的な熱いレースや青春ドラマ…とは雰囲気が違います。
学生の頃よりほんの少しお金はあるけど、時間も体力も限りがある大人たちがロードバイクに乗ります。
熱くなるレースの話もちょびっと出てきますが、メインとして描かれているのは、日常使いやちょっとだけ頑張る趣味としてのロードバイクです。
出てくるメンバーは皆、人間味があふれていて「あ~、わかるわかる」ってすごく共感できると思います。
2.知識的な面白さ
2009年から連載された漫画なので、機材は今と比べればちょっと古めなもの(やべーやつも含む)も登場したりしますが、
現在のロードバイクの成り立ちや、初心者には分かりづらいパーツについても色々書かれています。しかもめちゃくちゃ分かりやすい。
ヘルメットやウェアについてもちょっとだけ出てきますね。
特に空気抵抗とロードバイクの形の話なんかは、なんも自転車を知らなかった昔の僕を熱くさせました。
“機材としてのロードバイクの楽しさ”に気づかせてくれます。
3.乗り方がためになる
引き足とか、ちょっとしたヒルクライムやダウンヒルのコツなど実践的な内容はもちろんですが、
実際に公道を走る際の交通ルールやハンドサイン、車好きの主人公と仲間たちからはドライバーの心理まで語られます。
決して良いことばかりではないロードバイク、あくまで「公道で遊ばせてもらっている」身分として、どう走ったら良いのか教えてくれます。
他にも集団走行での注意点やエンデューロイベントの楽しさ、ロードレース観戦の戦略的な楽しみ方まで網羅しています。
ほんと、ためになります。
4.ロードバイク本来の楽しさを思い出す
ロードバイクに初めて乗ったとき、その軽さや進み方に驚きと感動を覚えませんでしたか?? のりりんではあの感覚を、様々な表現で追体験させてくれます。
僕も今回のブログのためにちょっとだけ読み返したらめっちゃロード乗りたくなりました笑
自転車ツンデレな主人公丸子が抵抗しながらもロードバイク沼にハマっていく様をニヤニヤしながら楽しむ、、なんて読み方もあります。
自転車に乗らない人から見た、ロード乗りの滑稽さも上手いこと描かれていて、共感の嵐です。
バカだな〜って。なんでわざわざそんなことするんだろうって笑
この部分の割合も多いので、ロードバイクを全く知らない方でも大いに楽しめると思います。
5.自転車の魅力を分かりやすく伝えてくれる良い漫画
この「のりりん」、大人の趣味としての、または実用的な移動手段としてのロードバイクを本当に上手いこと伝えてくれてます。
まだまだマイナーなロードバイク、乗ってる人からすると「この良さをどうやって伝えたらいいんだ」ってもどかしさがどこかにあると思うんです。
ロードバイクってなにがそんなに楽しいのか。 良いところも悪いところも含めて、そのへんのモヤモヤをうまく言葉にしてくれているのがこの漫画です。
・ロードバイクに全く興味がない人
・まさに今ロードにハマってる人
・いろいろあってロードから離れてる人
どんな人でも大丈夫です。何かしら刺さる部分がきっとあるはず。。。
というわけで、今回は「のりりん」をぜひ読んでみてください~というブログでした笑
少し絵に癖がありますが、全体の雰囲気ともマッチして個人的にはすごく好きです。
最近は「かわうその自転車屋さん」を読んでみたい。。
それでは今回はこの辺で。
おしまい。